個人情報は大丈夫?アダルトDVDを売る方法とは?
アダルトDVDを売る場合はまず、DVDショップに身分証明書を提示する必要があります。
でも、個人情報、本当に大丈夫なの?と少し不安になりますよね。
実際問題、アダルトDVD買取の場合、個人情報保護はどのようになっているのでしょうか?
そこで今回は、それらの点について解説してみました。
アダルトDVDを売る際に提供する個人情報の種類
まずアダルトDVDを売る場合に関して、お店に提出する個人情報は以下のようなものがあります
- 身分証明書
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- 銀行の口座番号
- 年齢
- 職業
身分証明書の提示は古物営業法で定められているので、必ず行わなければなりません。
身分証明書の種類
アダルトDVD買取を行う際に提出する身分証明書で有効なものの一例としては以下のようなものがあります。
- 運転免許証
- パスポート
- 健康保険証
- 年金手帳
マイナンバーカード(個人情報カード)は身分証明書として使えない場合が多い
そして、注意が必要なのがマイナンバーカード(個人情報カード)です。
マイナンバーカードは残念ながら、身分証明書としては認めていない業者が多いです。
金融機関などではマイナンバーカードは身分証明書として認められているので、買取において認められない理由は各業者の判断となります。
しかし、個人番号の部分をコピー・保管できるのは特定の機関等に限られている点が買取業者に嫌われているのかもしれません。
マイナンバーカードは、金融機関等本人確認の必要な窓口で身分証明書として利用できますが(※)、個人番号をコピー・保管できる事業者は、行政機関や雇用主等、法令に規定された者に限定されているため、規定されていない事業者の窓口において、個人番号が記載されているカードの裏面をコピー・保管することはできません。
総務省|マイナンバー制度とマイナンバーカード|マイナンバーカード
マイナンバーカードは持っているといろいろと便利なカードですが、買取の場面では使えないことが多い、というのはちょっと残念ですね。
買取総額が1万円以下でもアダルトDVDの買取は身分証明書が必要
実は、買取総額が1万円の以下の場合、古物営業法では本人の確認義務が免除される場合もあります。
しかし、CDやDVD、書籍などに関しては1万円以下の買い取りでもこの免除の規定は当てはまらず、身分証明書の提示が必要です。
その理由としては、CD、DVD、書籍等の商品は万引きなどで盗んだものを買取申し込みする可能性が他の商品よりも高いので、それを阻止するために身分証の提示義務がある、ということになっています。
個人情報の保存期間
では、アダルトDVD買取ショップにおいて、個人情報はどの程度の期間、保存されるのでしょうか?
古物営業法では、取引に関する情報については3年間の保存義務があります。
さらに取引額が200万円を超える場合には7年間の保存義務となります。
ですから、最低でも3年間は自分の個人情報はショップに保管されている、と考えておけば良いでしょう。
個人情報保護のための対策
個人情報を少しでも守りたい場合はネットなどで検索して、過去に流出騒ぎがあったようなショップは避けるのも一つの対策となります。
ただ、アダルトDVDを売る場合、身分証明書は必ず提示する必要があり、提示を回避する対策はありません。
身分証明書を提示した後の買取手続き
身分証明書を提示してお店の確認作業が終われば、後はアダルトDVDを査定してもらって、提示された査定額にOKしたらお金を受け取ることができます。
まとめ
アダルトDVDを売りに行く場合、誰でもお店に個人情報を提示するのは不安なものです。
ですから、しっかりとした営業実績のあるショップでアダルトDVDの買取を依頼するようにしましょう。